積立て 投資信託と株式とNISA/初心者・2013年
〓〓貯めるから増やすへの一歩〓〓
近頃は、
デフレからインフレへ動いていくだろうかという話題で持ち切りですね。
もし世の中がデフレからインフレへ動いていくのでしたら、
資産運用の糸口がそこにあるかもしれません。
インフレ時代到来ということになりますと、
資産運用をする方とやらない方にはっきり分かれていくでしょうね。
多少目減りしても預貯金だけで良い。
資産運用のリスクは背負いたくない、という方もいらっしゃいます。
それはそれで見識でありますし、立派な考えだと思います。
さて、
デフレ時代でしたら、金利が低くても実質価値は上がっていきました。
それがインフレということになりますと、
物価が上がれば預金だけでは資産価値は目減りしていくというわけですね。
そこで、預貯金を資産運用しなければという考えが自ずとでてきます。
昨年来の株価上昇で潤った方が廻りにもいらっしゃるのは事実ですが、
株だけが資産運用ではありません。
投資信託
初心者の資産運用として
投資信託もいいかも知れません。
もちろん投資、運用は余裕資金でなさってください。
資産運用にまわせる金か否かを考える一方法として、
その金が必要となるのが5年先だったら
資産運用にまわすことを考える、
という意見があります。
ご存知のように
投資信託というのは専門家が運用します。
出資者から集めた資金をファンドとして、
株式や債券に分散して投資する仕組みです。
円安対策のために海外に投資するファンドを利用ということもありえますね。
投資信託は1万円前後で購入できるものが多いので
小額からはじめる資産運用として、取りかかりやすいものです。
積立て投資
ここのところの株価の乱高下に驚いている方も沢山いらっしゃいます。
株や投資信託に最初からまとめてつぎ込みますと、
急激な乱高下や長期の値下がりが続く状態に
初心者が対応出来るものではありません。
どのようなファンドであっても大きく値下がりする可能性は
常に秘めていると心得た方がよろしいでしょう。
先のリーマン・ショックのようなこともありますから。
それの対処法としては積立て投資をおすすめします。
資金を分割して定期的に継続していく方法です。
「ドル・コスト平均法」(Dollar cost averaging)とか
「定額購入法」などとよばれている手法です。
積み立て投資では
購入価格が平均化されます。
つまり価格が高い時点では口数を押さえ
低いときには口数が多くなります。
ですから値動きを気にせず続けることが出来ます。
一括購入の方が、
値動きによってはハイリターンということになりますが、
ハイリスクも常に抱えているわけです。
積み立て投資は少しずつではありますが
着実な資産運用といえる投資だと思います。
当サイトのテーマである「安全確実」に最も近いもののひとつ
といえるかもしれません。
※元本が保証されるわけではありません
積み立て方式の投資信託にもいくつかの商品があります。
積立てとは逆に、定期引出し(定期的に定額を売却)するものもあります。
それぞれの特徴は項を改めて掲載の予定です。
NISA少額投資非課税制度
毎年100万円までは、
来年2014年1月から導入される
少額投資非課税制度の対象となることができます。
(非課税投資枠は最大500万円まで)
少額投資非課税制度(日本版ISA)につきましては
当サイトでも先日お知らせしました。
こちらです↓
少額投資非課税制度・資産運用初心者に朗報!?
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