10周年を迎えた J-REIT

10周年を迎えたJリート(不動産投資信託)市場。
「日本経済再生―Jリートがひらく未来―」

 

 

J-REIT(不動産投資信託)は10周年を迎え
既にミドルリスク・ミドルリターンの投資商品として定着したかの感がある。
今後日本経済復興への道筋にいかなる役割を果たすことができるか、
更なる期待を持って次のステージを迎えたい。

 

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2011年9月5日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで
Jリート誕生10周年の記念シンポジウムが開催された。
主催は不動産証券化協会(ARES)と東京証券取引所。

 

会場は満席だった由。Jリートに対する関心の高さ故であろう。
金融、不動産業界関係者、はもちろんだが、
個人投資家もJリートに対しての期待感を持っているのだろう。

 

 

今まさに時代が変化している転換期のさなかである。
残念ながらかつての経済成長は望めない。
まさに時代の要請にあわせた不動産市場の有りようが問われている。
不動産の証券化、流動化は時代の趨勢であろう。
多くがJリートに期待を抱くゆえんである。

 

ARES会長の岩沙弘道氏は、講演の中で
現在、Jリートは時価総額4兆円弱の市場規模であるが、
やがて10兆円市場になるであろうと、見通しを語った。
岩沙会長はさらに、
今後も、Jリート業界として市場振興のための提言を続けていく、と続ける。
具体的には、Jリートにおける二重課税の回避、
Jリートの資金調達の多様性の拡大(転換社債の発行、株式配当など)、
等をあげている。

 

09/06/2011 ・記

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